クアラルンプール空港詳細と市内との移動方法
これまで飽きるほどクアラルンプールに行っているので、今回は空港の様子と、街との移動手段をご紹介します。
クアラルンプール国際空港は通称KLIAと呼ばれ、世界No1のLCCであるエアアジアの拠点であるターミナル2も含めて、非常に便利な空港です。
誰でも利用できる無料のシャワーもありますし、トランジット用の野宿スペースやホテル、もちろん飲食店やショッピングモールも充実しています。
乗り換え時間や旅程によっては、わざわざ空港から市内まで電車やバスを使って出ずに、空港内で過ごしたほうが快適である場合もあります。
かつてのLCCターミナルは、トニーフェルナンデスがエアアジアを1リンギットで買い取った際に設置した、倉庫を改造したものでした。
LCCのイメージらしく、コストを徹底的に抑えるために、待合スペースは半分屋外みたいなもので、熱帯の猛暑の中フライトを待っていたものです。
ターミナル1とは異なり、電車も通っていなかったので、バスしか移動手段がありませんでした。
しかし最近は、空港と市内も快適に移動できるようになっているので、それをメモしておきます。
クアラルンプール空港から電車で移動する方法
まず結論から言ってしまいますが、ぶっちゃけ電車が一番速くて楽です。
本数も多いですし、所要時間も市内まで30分程度で、あっという間に到着します。
クアラルンプール国際空港は、市内中心部からおよそ50km南にあり、なかなかの距離があります。
運行時間は朝の5時から深夜1時までと、フライトの時間帯次第ですが、何よりも楽です。
空港から市内へ向かう場合、大手航空会社の使用しているターミナル1(KLIA)、エアアジアなどLCCが使用しているターミナル2(KLIA2)ともに、まず“KLIA ekspres”の看板を目指して歩きましょう。
自動販売機のほか、チケットカウンターがあるので、行き先を告げてチケットを購入します。
予約などは特に必要ありません。
料金は一人あたり、片道55リンギットです。
後述のバスの方が安いですが、旅行者にとっては便利です。
また、ターミナル1とターミナル2の移動手段としても、電車を使うことが出来ます。
市内まで急行する”ekspres”と、各駅停車の”transit”に分かれています。
旅行者が利用するのは主に赤い看板“ekspres”、停車駅の少ない方になるでしょう。
とりあえずこちらに来る電車を気にしていれば大丈夫です。
電車はターミナル1と2を過ぎると、KLセントラル駅に到着します。
電車は非常に綺麗で新しく、座れなかったこともありません。
Wifiも飛んでいたと記憶しております。
KLセントラルに到着しました。
空港からの動線もわかりやすく、非常に快適に移動することができます。
KLセントラルからは、モノレールなどで市内各地に移動可能です。
街から空港へ行く時も同様に、KLセントラルからKLIA ekspresで移動することができます。
早朝や深夜移動、費用を抑えるにはバス移動がおすすめ
電車以外にも、空港と市内はバスで移動するという方法があります。
バスは24時間運行してるので、早朝や深夜便を利用する時、電車の運行時間が終わってしまった場合などにはおすすめできる方法です。
僕もたまーにはかつての古いエアアジア専用ターミナル、哀愁漂うバックパッカー旅を思い出すために、あえてバスを使ったりするときもあります。
乗り場はKLセントラル南口地下、薄暗くて若干怪しい雰囲気も漂っていますが…
バスのチケットを購入して移動する分には必要以上の心配はありません。
写真では9リンギットとなっていますが、ターミナル2が新設された関係で、11リンギットに値上げしていました。
空港から市内へ行く場合は、空港の地上階から。
クアラルンプール市内から空港へ行く場合は、KLセントラルの南口の地下から乗ることが出来ます。
空港から市内行きも、市内から空港行きも、十分な本数があります。
なお、僕は乗ったことがありませんが、ターミナル1とターミナル2を移動する無料バスも存在するみたいです。
ターミナル間移動のバスは運行時間があるようなので、電車を使うのが無難かもしれません。