チェンライへの行き方とその魅力について語る
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タイ観光の選択肢になかなか入って来ないのが、チェンライという街です。
名前がよく似ている、チェンマイは有名ですね。
同じくタイ北部の街で、バンコクに次いで二番目に大きい街ですので、観光客もよく訪れます。
ラプンツェルのモデルになったランタン上げも、大きいお祭りはチェンマイで行われています。
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チェンライは、チェンマイからさらに北上したところにある街です。
知名度はあまり大きくないですが、ラオスとミャンマーの国境付近にあり、この辺り一帯はゴールデントライアングルとも呼ばれています。
特にミャンマー国境に関しては、パスポートを国境に預けることにより、ビザなしで日帰りで観光することも可能です。
それだけ、他国との交流が盛んに行われている街になります。
僕の知り合いのチェンライ出身のタイ人も、生まれのルーツはミャンマーにあり、ちょくちょく里帰りがてら、国境を超えてミャンマーまで足を運んでいるようでした。
あまり日本人に馴染みのないチェンライですが、僕も仲良くなったタイ人がチェンライ出身であったこともあり、偶然知ることとなりました。
それからしばらく経ち、実際に足を運んでみたのですが、この街の居心地が良さの虜になってしまいました!
チェンライへの行き方1:飛行機
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チェンライに行くために最も便利な交通手段は、やはり飛行機になるでしょう。
バンコクからはエアアジアやノックエアなど、有効なLCCのほかにも、タイ国際航空と乗り継ぎで購入可能なタイスマイルが運行しています。
国際線でも、香港エクスプレスなどがチェンライへ直接就航しています。
空港と市内の中心部とは、およそ10kmほどの距離があります。
そのため、行き来するためにはトゥクトゥクやタクシーを利用するのが無難でしょう。
空港に深夜着となってしまい、台数が少なくなっても、乗り合いタクシーで市内に向かうことができます。
スタッフがタクシーを呼んでくれるので、移動手段がなくなってしまうことはなさそうです。
逆に市内から空港に向かう場合には、トゥクトゥクに乗ることになります。
これは交渉次第ですが、およそ100から200バーツ程度でしょうか。
チェンライへの行き方2:チェンマイのアーケードバスターミナルからバス
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もう一つの方法は、同じくタイ北部の街、チェンマイからバスで向かう方法です。
チェンマイはバンコクにつぎ、タイで二番目に大きい街です。
僕はチェンライを二回ほど訪れたことがありますが、チェンマイでコムローイに参加した後に、バスでチェンライに向かったこともあります。
チェンマイからのバスは、バスターミナル2(通称アーケードバスターミナル)から出ています。
トゥクトゥクの運転手などへは、「アーケードバスターミナル」と言ったほうが伝わりやすいです。
また、バスターミナルではなくバス“ステーション”と呼ばれることもあります。
とにかく、アーケードバスターミナル!と言っておけば間違いないです。
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チェンマイからチェンライへ運行しているのは、このグリーンバス。
本数は限られており、チケット購入から実際の搭乗までは、かなり時間があります。
そのため、出発の前日までにバスターミナルでチケットを購入しておき、当日に時間を合わせて再度訪れるのが、時間を無駄にしなくて済みそうです。
値段はおよそ1000円程度でした。
バスターミナルにはトイレや売店のほか、ローカルな食堂も充実しています。
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僕の乗ったバスは4列シートでした。
満席というわけでもなく、道も舗装されているので、快適です。
およそ3、4時間のバスの旅になります。
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なんとお菓子と水も支給されます。
チェンライのバスターミナルは二つありますが、最終地点が市内の中心部になります。
バスは初めにバスターミナル2に到着した後、そのまま市内のバスターミナルに向かいます。
バスターミナル2はチェンライ郊外にあるので、間違えないようにしましょう。
マイナーな街であるチェンライの魅力とは
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チェンライは、バンコクやビーチリゾートの蒸し暑さとは大きく気温も異なります。
タイ北部は湿気も低くて、暑すぎず、非常に快適に過ごすことができます。
冬の朝晩は冷え込み、山間部では雪が観測されたこともあるほどです。
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そのため、南国のイメージとは少し違う雰囲気です。
咲いている花や、町の人々の服装…漂う空気感もどこかのんびりしています。
チェンライの冬は、日本でいうところの春の気候に近くなります。
そのため、きれいな花々が咲き誇り、フラワーフェスティバルが開催されるほどです。
ムシムシとしている地域が多い、タイの中でも珍しいですね。
暑いのが苦手な方でも、チェンライ滞在は快適なことでしょう。
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また、チェンライはバンコクとは異なり、ド派手な観光地が有るわけではありません。
都会の喧騒から離れて、カフェやバーでのんびりとする過ごし方が似合う街です。
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ただ、ワット・ロンクンという有名な白いお寺は、一見の価値はあるかもしれません。
一人の芸術家が寄付を集めながら建設しているそうで、田舎には似つかわしくない奇抜さが、外国人観光客には受けています。
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こんな風に地面から手がニョキニョキと伸びてきて、寄付をせがんできます笑
場所はチェンライ郊外にありますので、バスやタクシーで向かうか、バイクをレンタルすると良いでしょう。
僕はバイクをレンタルし、一人で向かいました。
チェンライはバンコクやチェンマイに比べて交通量も少なく、道も単純なので、外国人でも運転がし易いです。
パスポートを預けて、一日数百バーツ程度でレンタルできるので、効率的に移動したい方にはおすすめです。
チェンライのおすすめスポット
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さて、そんなチェンライですが、街自体は非常にこじんまりとしています。
ですが、雰囲気が良いというか、全体的にセンスが良く、オシャレな雰囲気にまとまっている、という言葉が似合うかもしれません。
街のシンボルである時計塔を中心として、大きい道路も数本しかありませんが、通り沿いには現代風のカフェやバーが多く点在しています。
一方で市場を覗けば、近くに暮らす山間民族が伝統工芸品を販売していたり、安くローカル飯で食事を済ませることもできます。
人々も人懐っこく、外国人に対してもガツガツしていないので、居心地が良いです。
通りを走る車も少ないので、ガヤガヤした騒音とも無縁。
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なんど、WiFiとエアコン完備で、時間無制限の猫カフェまであります。
こういうスポットで、外をずっと出歩くのではなく、ただダラダラと過ごすのが、チェンライの正しい滞在方法な気がします。
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「のんびりいこうぜ〜」
ってネコさんも語りかけてくるようですね。
チェンライのゲストハウスはMercy Hostelがおすすめ
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僕が宿泊したのは、バスターミナル近く、市内中心部にあるMercy Hostelです。
立地が非常に良く、レンタルバイクも近くにあるので、どこにでも行くことが出来ます。
周辺にはお洒落なカフェやレストランも多いのですが、ゲストハウスの居心地があまりにも良く、カフェも併設されているので、ほとんど出歩かなくでも事足りてしまうそうです。
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カフェでは宿泊者専用の特別料金で、朝食を取ることもできます。
Wifiも飛んでいるので、何時間でも居座ることができそうです。
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このゲストハウスの何がスゴイかというと、なんと200バーツの格安料金にも関わらず、プールが付いているのです。
しかも吹き抜けの向こう側には、立派なお寺の屋根が見えており、とてもエキゾチックな雰囲気。
プールサイドでタイの雰囲気を味わいながら、快適なWifiと電源を使いつつ、ビール片手にノマドワークをする。
最高のひと時が味わえます。
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夜にはやんわりとライトアップされて、こんな風になります。
若干蚊が多いのが気になりますが、南国の山奥なので仕方がありません。
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肝心のドミトリーですが、新しく清潔感も有り、ロッカーも完備されているので、良い感じです。
各部屋に鍵もついているので、セキュリティも安心。
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トイレやシャワーも十分な数があり、掃除も行き届いています。
電気で温めるタイプですが、きちんとホットシャワーも出ますよ。
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キッチンやビリヤード台まで完備されており、長期滞在をする欧米人も多いです。
ゲスト向けのタイ語講座や、ラオス・ミャンマー国境、山間民族の住む村へのツアーも企画されているので、飽きることがありません。
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スタッフも気さくで愛想も良く、文句のつけようがありません。
外国人向けのイベントやツアーも企画されているので、飽きることがありません。
タイは本当に、どの街でもゲストハウスのレベルの高いですね。
レストランや屋台も美味しいですし、バンコクやビーチリゾートに比べて全体的に物価も安いので、言うことなしです。
ああ、また行きたい。