ボリビアのウユニ塩湖へ首都ラパスからバスで移動しました
天空の鏡として有名なウユニ塩湖への行き方として、ボリビアの首都ラパスから移動した様子をメモしておきます。
ウユニ塩湖は南米のボリビアにある絶景スポット
世界の絶景ポイントとして、ボリビアのウユニ塩湖はあまりにも有名です。
ウユニ塩湖では一面に真っ白な塩で覆われており、雨季になると水が溜まって空が反射することで、幻想的な景色を作り出しています。
ボリビアは南米の中央に位置しており、近年は日本人観光客も多く訪れるようになっています。
アクセスが難しいだけでなく、時間もお金もかかってしまいますが、一生に一度は見る価値のある絶景スポットです。
昼間の青空や雲が反射する景色も有名ですが、星空も非常にきれいです。
ボリビアは高地にあるため空も澄んでおり、星が湖に反射すると360度を囲まれたような感覚になって、宇宙空間にいるような体験ができます。
首都ラパスのバスターミナルからウユニ塩湖への行き方
ウユニ塩湖を目指す場合は、多くの人が首都ラパスに飛行機で向かうことになると思います。
僕の場合は、南米旅行の一環として隣国ペルーからバスで入国しました。
どちらにおいても、ウユニ塩湖の絶景を目指す場合は、首都ラパスにあるバスターミナルを目指しましょう。
ラパスのバスターミナルは黄色い建物で目立つので、すぐにわかると思います。
ペルーからの国際バスもここに到着しますし、ラパスのエル・アルトにある空港からもタクシーですぐです。
バスターミナルに入ると、ボリビア国内の各地へ向かうバス会社の看板があります。
バス会社によってバスの座席であったり、運行時間や料金が異なります。
あまりにも安いバスは、色々な場所に停車して沢山の人が乗り降りするので、荷物を盗まれる危険度も高くなります。
南米の治安の悪さも考慮して、自分の希望にあったバス会社を探すようにしましょう。
ウユニ行きはたくさんのバスが出ているので、ほとんどの場合は当日に乗車可能です。
しかし、ラパスからウユニまでは非常に距離があるので、多くのバスは夜行です。
僕の乗車したバスは19:30発で、翌朝早朝にウユニに到着するものでした。
余談ですが、ボリビアの治安の悪さはバスターミナル内でも認識することができます。
行方不明者のポスターが掲示板に貼られていて、身の引き締まる思いでした。
ウユニは田舎で観光地なので比較的安全ですが、ラパスは様々なトラブルも散見される都市です。
バスの発車まで時間がある場合など、注意して過ごすようにしてください。
ラパスからウユニへ移動する夜行バスの様子
購入したバスチケットには、運行会社名やシートの番号が記載されています。
似たようなバスが非常に多いので、注意して見つけるようにしてください。
夜行バスで睡眠をとる必要があるため、安い4列シートではなく、3列シートを選びました。
さらに万が一事故が起きた場合や、悪路による振動を抑えるために、最前列を確保しました。
料金は少し上がりますが、安全性や快適性を優先するのであれば、3列シートの最前列がおすすめです。
バックパックを盗難される可能性もあるので、荷物はトランクに預けずに全て席へ持っていき、南京錠とチェーンで足にくくりつけて寝ていました。
ラパスの渋滞とリャマの群れを抜けてバスはウユニの街に到着
南米ではハイエースやキャラバンが非常に多く、時には大渋滞が起こります。
バスの移動時間についても、前後することは避けられません。
余裕を持った旅程を組む必要があります。
ラパスからウユニまでの道は、最近になって整備されたので、比較的安全であるようです。
時にはリャマの大群が横切ったり、土砂崩れで道が塞がれてしまうこともあります。
これもまた、南米旅行の醍醐味です。
ラパスを出発して翌朝には、ウユニの街へ着くことが出来ます。
当日にウユニ塩湖へのツアーへ参加することも可能ですし、ゲストハウスも多いので心配はいりません。
ウユニへのバス移動は長旅だが絶景が待っている
本記事では、ご紹介しませんでしたが、ウユニには空港もあるので、ラパスから飛行機で向かうこともできます。
しかし、多くの観光客が首都ラパスを経由して、夜行バスにてウユニへ移動する方法をとるようです。
バス移動はたしかに長旅ですが、乗り越えた先には世界屈指の絶景が待っています。