シンガポールからマレーシアのマラッカまでバスで移動しました
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シンガポールからマレーシアのマラッカまで、バスで移動しました。
マラッカだけではなく、クアラルンプールなどマレーシアの他の都市であっても、ほとんど同じ方法で移動可能です。
シンガポールからマラッカまでバスで移動するメリット
マラッカは、マレーシアでも観光客に人気の街です。
そのため、基本的にはクアラルンプールから訪れる人がほとんどだと思います。
しかし、実際にはバスで移動するしかなく、クアラルンプールからはなかなか距離があります。
そのため、クアラルンプールからの日帰りだと、どうしてもバタバタした日程になってしまいがちです。
マラッカは、シンガポールとクアラルンプールのちょうど中間に位置しています。
そのため、もしマレーシアとシンガポールの両方に滞在する予定の場合、マラッカを経由先として使うついでに観光すると、時間やお金を節約できます。
国境を超えるとはいえ、バスの便数も多いですし、事前に予約することも可能です。
BusOnlineTicket.comというサイトでは、マレーシアとシンガポールにおける長距離バスを予約することができます。
英語サイトですが、行き先とバス停を指定すれば、難なくチケットを入手することができるでしょう。
シンガポール側のバス乗り場
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僕の場合は、まずシンガポール側のバス乗り場として、ゴールデンマイルコンプレックスを選びました。
ゴールデンマイルコンプレックスに行くためには、鉄道駅のLavender駅を目指します。
シンガポールは鉄道が非常に整備されているので、とても移動がしやすいです。
Lavender駅からゴールデンマイルコンプレックスまでは、歩いておよそ10分程度。
早朝の暗い時間帯でしたが、治安の悪そうな雰囲気はしませんでした。
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ゴールデンマイルコンプレックスの外観です。
このビルは複合型の施設となっていて、一階にバス会社が集まっていました。
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僕が利用したのは、GRASSLANDという緑色のバス会社です。
事前にネットで情報を集めて、評判が良さそうなので選びました。
店先に行き先の書かれた看板があるので、わかりやすいと思います。
こういった配慮を見ると、シンガポールは外国人にとって本当に旅行がしやすい国だ、と実感します。
マレーシア行きバスチケットの買い方
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BusOnlineTicket.comでチケットを事前購入するほか、店頭で直接購入することもできます。
その際には、希望の座席を直接選んで伝え、指定することができます。
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バスのチケットを入手できました。
直接購入でも、すぐに空きがあるバスを選ぶことができます。
時間に縛られるのが嫌な方は、カウンターで購入するのが良いかもしれません。
他のバス会社も含めると、売り切れで乗れないことはほとんどなさそうです。
マレーシア行きのバスの中
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シンガポールからマレーシアへ行くバスは、非常に綺麗で新しい車両です。
エアコンも効いていますし、車内のディスプレイではずっと映画を放送していました。
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座席は3列で、事前に指定可能です。
広さも十分であり、足を伸ばしたり、リクライニングが可能でした。
マラッカまでは200km以上の長旅ですが、道も整備されてますし、快適に移動可能です。
シンガポールからマレーシアへの国境越え
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シンガポールは非常に小さな国なので、バスで少し走ると、すぐに国境越えです。
海峡を渡る橋の手前で、乗客は一旦バスから降ろされます。
再び同じ座席には戻ってきますが、念のために荷物を持って降りることをおすすめします。
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バスで国境越えとはいうものの、国境自体は歩いて越えます。
バスを降りたら建物の内に入って、シンガポールを出国し、マレーシアの入国審査を受けます。
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マレーシア入国後は、入ってきた時とは別の出口に出ます。
同じバスが到着しているので、再び乗り込んで、自分の席に戻りましょう。
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ジョホール海峡にかかっている橋を渡れば、そこはマレーシアです。
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看板もマレー語が多くなってきました。
ここからマラッカまでが長く、高速道路でも数時間かかります。
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途中のサービスエリアで休憩が有ります。
マレーシアリンギットを持っていれば、フードコートや売店も利用可能です。
日本のバスと同じですが、乗り間違えたり置いていかれないように、注意してください。
高速道路を降りてマラッカに到着
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バスが高速道路を降りたら、マラッカはもうすぐです。
マレーシアにも、日本でいうところのETCのようなものがあるようです。
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僕は運転手に頼んで、有名な観光地であるスタダイズの近くで降ろしてもらいました。
というのも、マラッカのセントラルバスターミナルは、スタダイズなどの観光スポットから非常に遠いためです。
セントラルバスターミナルからスタダイズまでは、およそ4キロほどの距離があります。
また、マラッカからクアラルンプール行きのバスなども、セントラルバスターミナルにて予約できます。
クアラルンプールとマラッカのバスは、日帰り客も多いので非常に人気です。
そのため、当日予約したとしても、時間が遅くなってしまうことが十分にありえます。
マラッカに着いたら、一度バスターミナルに寄っておき、バスを予約しておいてから、観光スポットに行くのも良いかもしれません。
マラッカはシンガポールからもクアラルンプールからもアクセスできておすすめ
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今回はシンガポールからマラッカに移動しましたが、マラッカはクアラルンプールからも、バスで移動可能です。
見どころも多く、どちらの都市とも異なった雰囲気が漂う街なので、人気が出ることも納得できます。
欠点としては、やはりバス移動の面倒臭さですが、事前に計画を立てて効率よく回れば、時間の短縮にも繋がります。
個人的には、シンガポールとクアラルンプール間はエアアジアなどの飛行機を選びますが、マラッカを介するのであれば、バスに軍配が上がります。