公私ともに色々あった2022年を振り返る

年末に嫁が買ってきた可愛いかまぼこ。
どうやって食べようかは絶賛審議中。
年末に嫁が買ってきた可愛いかまぼこ。 どうやって食べようかは絶賛審議中。
色々あった2022年も、間もなく終わろうとしている。
振り返ってみると、今年は公私ともに様々な事象が立て続けに発生しては乗り越えてきた気がする。
仕事・プライベートともにまさに怒涛で、写真やツイートを思い返してみないと、明らかに記憶から抜け落ちていることが多い=それだけ日々インプット・アウトプットともに大変充実していた。
そこで(普段はあまりしないが)今年は特別に、時系列に沿って自分が何をしていたのか、順を追って振り返ってみようと思う。
 

1月

まずは年明け早々に帰省がてら、ニセコに行った。
きちんと滞在して滑るのは大学生以来だったが、なんとかなった。
北海道新幹線が延伸されると、札幌から約30分の時間に縮まるらしいので、相当なインパクトがありそう。
 
北海道から帰ってくると早々に、Yahoo! JAPAN Tech Conferenceに登壇した。
オンライン開催で、かつ恵比寿のスタジオでの事前収録のセッションだった。
とはいえ一方通行のプレゼンテーションではなく、モノタロウの香川さん、LIFULLの嶋村さんを迎えたパネルディスカッション形式だったので、学びも非常に大きかった。
 
また、ヤフーにはDevRelという主に開発者に向けた広報活動や対外的な技術ブランディングをする職種がきちんと定義されており、そのプロフェッショナルである水田さん山本さんと一緒に企画や運営をすることが出来たのも、とても良い経験になった。
 
ちなみにパネルディスカッションの様子は、YouTubeにもアップされている。
 

2月

ヤフーには働き方の制度として、どこでもオフィスというものがあった。
簡単に言うと、自身のパフォーマンスが最大限発揮される・セキュリティが担保される場所であれば、働く場所は問わない、という制度である。
 
また、当時はサテライトオフィスとしてWeWorkを使用可能であることから、いくつかを実際に利用させていただいた。
体験としては、コーヒー飲めるし立地も良いし話題作りにもなるものの、MTGの時には周囲に気を使って会議室を抑えていたり、高層階からランチのためにエレベーターで移動するのが面倒くさかったので、結局紀尾井町のオフィスに行くことも多かった。
 
PassCodeの武道館ライブにも行った、誰がなんと言おうとえみり推し。
千葉でも雪が降ってびっくりした。
近所の様子、一見して北海道のようだし、雪だるまが作られていた。
リモートワークが常態化してきたので、冬のワークウェアについて制服化を始めた。
とは言ってもほぼユニクロで揃えていて、以下のアイテムは4〜5着を着回していることが多い。

3月

ずっと2ドアで耐えていたのだが、ついに良い冷蔵庫を購入した。
散々悩んで、三菱電機のものをチョイス。
ネットスーパーでまとめ買いしても保存できる、冷凍室が何個もあるなど、総じてQOLが爆上がりしたので、もっと早めに買えばよかった。
ちなみに妻はこうした要件定義や機能比較がめちゃくちゃ得意なので、いつも一任するようにしている。(結局その方が家庭円満になることも多い)
冷蔵庫を購入した理由も、実は2021年末に検証したドラム式洗濯機が賃貸のスペースに入らず、泣く泣く諦めたため。
 
また写真を見返すと、3月はなぜか東西問わずサウナに行きまくっていた。
 
Jリーグも開幕しており、第三節の福岡戦をアウェイで観に行った。
パンフレットの表紙に奈良(コンサのアンダー出身)をもってくるのが、わかっているなぁ。
結果は0-0の塩試合だったけど。
また、出来たてホヤホヤのHANEDA INNOVATION CITYにある、Zepp Hanedaに初めて行った。
アクトは我ら道民の誇り、NOISEMAKER。

4月

1月のYJTCの内容をベースにして、一部加筆する形で会社ブログを執筆した。
これがヤフーCDO室における僕のほぼ最後の仕事になった。
 
元々は「テックブログにこういう内容ってアリなんですか?」と質問をしたものの、実際世に出してみたら結構反応をいただけた気もするので、やってみて良かった。
 
振り返ると、これを期に現職についた後でも、文章による情報発信を積極的にしよう、と思ったきっかけになった感じもする。
そして母が還暦を迎えたので、家族全員でお祝いをした。
正確には誕生日は2021年の年末だったのだが、コロナや妹の出産もあって延期したため、雪が溶けた洞爺湖での実施となった。
甥っ子姪っ子にもようやく会えたし、ペットOKの宿だったため愛犬も連れて行くことができて、幸せな時間だった。
また、コロナ禍になって以降久しぶりに海外旅行に行った。
目的地は紆余曲折あって、行き慣れたバリ島を選択。
当時の渡航に際しては検討事項や綱渡りも盛り沢山で、詳しくはブログにも書いたが、無事に楽しい思い出だけで終える事ができて本当によかった。

5月

ゴールデンウィークは義弟を訪ねて大阪へ、ついでに京都・USJなどにも行った。
ついで(というかメイン)に吹田でガンバ大阪戦を見た。
やはりピッチがめちゃくちゃ近くて大迫力で良い。
結果はまたも0-0の塩試合、なんなんだよ・・・
ゴールデンウィークが明けて、現職の10Xに入社した。
約1年半の副業を経ての正社員JOINとなった。
 
何回かの転職経験はあるが、初めて入社エントリ的なものを書いてみるなどした。
いまでも自分で読み返すが、色々と思い出す事ができるし、決意を残す意味でも超良かったと思う。
また、2回の開催中止を経て、ついにKITAKAZE ROCK FESが開催されたので、札幌・芸術の森まで駆けつけた。
内容はもちろん素晴らしかったのが、個人的な嗜好として、北海道でもこのジャンルのフェスが定期開催されるようになれば、首都圏で行く必要もないのかもしれない、と思った。

6月

仕事の一大イベントとしては、スギ薬局のローンチがあった。
正確には入社から約1ヶ月の間はあまり関与していなかったが、それ以前に関わらせていただくことも多かったりして、プレスリリースを見た瞬間に気分が高揚したのを覚えている。
 
また、何かしら仕事の成果物を分かりやすい形で世の中に出す、という経験はあまり積んだことがなかったので、これから先の業務の充実具合に心が踊った。
 
加えて、この頃からBizDevに同席する形で契約前の商談に参加することも増え、一層仕事の責任感が増していった。
これによって、日本全国における小売企業がどんなことで困っているのか、それを解決するための自分たちの強みは何なのか、だんだんと解像度が高まっていった。
サッカーでは、初めて国立競技場に赴き、日本代表vsブラジル代表を観戦した。

7月

アウェイのサンガ戦のために京都へ、結果1-2で敗北。
サンガスタジアムも素晴らしいスタジアムで、ピッチは近いし、アクセスは良い(終電が不安?)し、スタグルも充実していて、観光も兼ねてぜひまた行きたい!と思わせてくれるものだった。
めちゃくちゃ暑かったけど。
誕生日を迎えたので、32歳になった。
ちなみにその瞬間は家族と過ごしたのではなく、日産時代の友達と一緒に富士山の麓でキャンプをしていた。
 
新卒で入社した日産には約8ヶ月しか居なかったし、転職などを期に遠方へ越してしまった同期も居る中で、いまも仲良くしてくれるのは、本当にありがたい。
ほかの旅行関連では、名古屋に行くついでに松本方面へ抜け、途中馬籠〜妻籠〜奈良井の宿場町を訪れた。
松本からは山梨方面へ、富士山とラベンダーのランドスケープが素晴らしかった。

8月

家族関連の様々なイベントの積み重ね&コロナの影響もあって、ずっと延期していた両家の顔合わせを、ようやくようやく行うことが出来た。
入籍からかなり期間も空いているし、ただの食事会でも良かったのだが、せっかくだし!ということで簡単なセレモニーも行った。
親父も乗り気になってしまい、家紋付きの袴を引っ張り出してきて、別日の撮影で着させられるなどした。
 
ちなみにここに至るまでのプロジェクトマネジメントは、ほぼ妻の功績である。
今更セレモニーなんて、と思っていたけど、一生の思い出になった。
プライベートでのイベントもさることながら、この頃から会社の発信を頑張り始めた気がする。
まずは初手、同じチームの野口さんと一緒にPodcastを収録した。
 
きっかけは10X新入社員恒例の入社時Podcastだったのだが、「楽しかった!自分たちでもやりたい!」と駄々をこねた所、すぐに快諾・協力してくれた松尾さんりっちゃさんには大感謝である。
加えてチームでもイベント実施、惹きのあるコンテンツを用意してくれた瀧本さんだけでなく、ロジ周りをサポートしてくれたむつみさんにも頭が上がらない。
 
イベントは大変多くの方が参加していただき、かつ僕個人としてもストーリーやスライドを準備する過程において、キャリアについて色々と考えるきっかけになった。
なのでイベントとは別に、個人でもブログを一本書いていた。
自分は何が楽しくて働いているんだろうとか、将来はどうなっていたいんだろうとか、思いを馳せるきっかけになった。
 
この時に綴った思いはいまも変わらないし、簡単には無くならないであろう。

9月

だんだんと涼しくなってきたので、朝ランを習慣化するなどした。
毎回東京湾が見える海沿いまで行くので、天気が良い日は富士山を見ることができる。
一汗かいてからシャワーを浴び、机に向かうのが、日々の調子を上げるルーティンになっていった。
また、仕事ではひょんなことから現場に行く機会を与えていただくことができ、スーパーのバックヤードにも初潜入した。
現地現物を見て、対面で人と会話することによって、本当に様々な学びがあった。
そんな風に入社以来ずっと関わらせていただいたパートナーである、デリシアのローンチがあった。
アーキテクチャ的にも新しい思想を実装したり、現場にも行かせてもらったりと、大変思い入れのあるローンチになった。
居ても立っても居られず、その気持ちをブログにした。
自分自身がハンドリングするデータと現地現物が紐付いており、それによって事業やオペレーションが回っていくことが、とても嬉しかったし、同時に現場に行くことの大切さを知った。
 
これからも適切な機会があれば、日本全国どんどん現場にも足を運びたいなと思っている。

10月

会社の組織変更があり、部長を拝命した。
とは言いつつも、元から一緒だったチームが体を成した形で人数も少なく、全員が自律的にイシューを定義して事に向かえる方たちなので、あまりマネジメントらしいことが出来ている自覚はない。
だが、新設された部としてのミッションや責任の策定、日々の業務に加えた中長期目線で取り組むエピックの括り出し、将来的なチーム体制の考案や採用活動への積極関与、時として発生する一個人では扱いきれない横断的な課題解決などは、意識してボールを持つようにした。
 
この辺りの話は、また今度きちんと文章にまとめようと思う。
 
プライベートでは、なんと2022年3回目の長野県を訪問、人生3回目のTHE SAUNAだったり、善光寺の宿坊に滞在するなどした。

11月

北陸の金沢と福井に行った。
金沢は約10年ぶりだったが、福井は人生初。
特に恐竜博物館はスケールが大きくて、大人が見てもめちゃくちゃおもしろかった。
もちろん、スーパーの視察は欠かさない。
北陸はどこもご飯が美味しいのが素晴らしい、特に魚。
ライブではREDLINEに出陣、出来たてのぴあアリーナMMで実施された。
フェスの内容は申し分ないのだが、新しい箱のためか動線が非常に悪く、途中退場・再入場が出来なかったりと、まだまだ改善の余地があるものだった。
 
仕事では、先の意向もさることながら、某プロジェクトのために関東圏の現場に足繁く通うなどした。
 
11月後半にはワールドカップが開幕し、生活リズムが狂っていった。
とはいえ要所要所の試合は日本代表以外でも見ていた気がするし、アベマの利便性に慣れたら地上波には戻れないと思う。
サッカーを観まくっていたら、日が進むのがあっという間だった気がする。

12月

平和堂がローンチした。
同じく入社以来関わらせていただいたパートナーでもあるので、実際に使っていただけるのは嬉しかった。
現時点でもまだまだローンチ直後で、やるべきことは尽きないが、どんどん良くしていきたい。
また、10Xアドベントカレンダーに寄稿する形でブログを書いた。
10Xにゆるーく関わり始めて約2年、歴史を振り返ることもできた。
 
ちなみに同日公開のスラムダンクの映画は、既に2回観た。
来年もう1回見るべきかどうか、いまもまだ悩んでいる。
加えて、それまでにあまりなかった試みとして、他職種であるBizDev・Retail Strategy&Opsと一緒にイベント開催してみた。
結果としてはめちゃくちゃ良く、質疑応答などを通じて、お互いに職種は違えどリスペクトをもって働けていること、仲が良いのは根本となるValuesが共有できていることなどが明確になった。
 
次の機会があれば、似たようなコンセプトの発信を増やしていくことも出来たら良いな、と思っていたりもする。
プライベートでは、CVLTEのライブを観に新木場の駅から会場まで長い時間を歩いていった。
札幌に居ながらにして(というと大変失礼になってしまうが)、これほどまでのセンスやインパクトを持つ若いバンドが出てくるのであれば、どこに居ても自己実現の方法は自分次第だよな、と思ったりもした。
 
結果として、北海道に住んでみるのもありなのかもしれない、と本気で考え始めるきっかけになった。
なので北海道移住応援カードを取り寄せる(半分ネタ・半分ガチ)などして、夫婦で真剣に検討し始めるのであった。
こちらはまさに現在進行系のプロジェクト、要件定義・設計が終わって開発中くらいのフェーズである。
他はなんだろう、同じくワールドカップ見てたらあっという間だった気がする。
メッシ本当におめでとう、感動した!

2023年も色々ありそう、やっていくぞ!